受けのデッキが優勢だった時期なんて無かったような気がする。

あったとしても、本当に一時的。ここ最近だとソプター解禁時にソプターコンが流行ったけど、それも2週間くらいしか持たなかった。

ここ数年における受けのデッキと言えば、トリコロールと青入りヴァラクート。トリコはTier1.5~2.5、青入りヴァラクートも同じような感じで、コントロールデッキが環境から消えることは無かったものの、アーキタイプ的にメタ上の最大勢力になったことはない。

今のトリコと言えばナヒリパッケージ入りが当たり前で、ヴァラクートは元からコンボ入り。そりゃあまぁ、コントロールデッキが採用するフィニッシャーもアグロやアグロコンが採用するクロックと同じくらいの強さだったら、単に線の細いデッキでしかなくなる。そういう意味で、一撃必殺入り構成が主流になることは必然。

最近、環境が極高速化していると言われているけど、モダンってずっと攻めのデッキが主流だった。それがBG寄りだったり赤かったりコンボ寄りだったり、酷い時は1マナ3枚ドロー余裕だったりなだけ。それが最近は殺意を高める方向に寄っているだけ。

普通ならストッパーを収録しそうなものだけど、WotCはスルーだろうなぁ。単体除去で言えばPtE、《稲妻》、全体除去で言えば憤怒、ラスゴ、アド源で言えば瞬唱、待機アンリコ・・・。確かに今ある以上の物は明らかなぶっ壊れだし、同型再版でどうにかなるとも思えないし。

ただまぁ、そろそろ単体除去を連打する系以外のコントロールデッキがメタ上に上がってこれるようにしてほしいところ。

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