Albertus Law’s Grixis Delver @GP広州
Albertus Law’s Grixis Delver @GP広州
(英公式)http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpgua16
> Top 8 Decklists > Select a Deck > Albertus Law’s Grixis Delver
(日公式)http://coverage.mtg-jp.com/gpgua16/decklist/017404/#

 他のデッキを使ったとしても、それは自分の好きなこと(DelverデッキやURカラー)の為でした。ここ2年程は完全に脱線していたので、最近、ちゃんと身になることを調べたり試したりしています。
 その中で見つけたデッキが、タイトルのデッキです。画像の通りです。モダンを始めた頃の私もGrixis Delverを使っていましたし、当時も似たような配分でした。しかし、今の目線で見ると、かなり目新しさがあります。

1.除去 > 打消
 分類上、クロックパーミッションに属するデッキでありながら、打消カードがメインデッキに4枚しか取られていない構成は珍しいです。個人的には6枚は取りたいですが、他の環境のように"これ"と言える打消カードがモダンには無いので、そういう意味でも打消を減らし得ます。

2.除去 > (打消 + ハンデス)
 これも驚きです。受けの側面を持つGrixisカラーのデッキは、打消とハンデスのどちらを主軸にするかの選択がデッキ構築の際に入りがちです。しかし、打消カードが4枚しか取られていない上に、ハンデスは1枚も取らない選択は珍しいです。現メタは盤面に重みを置く環境ということなのでしょうか。

あと、驚いたというほどではありませんが、気になったことは、

3.確定除去を4枚採用
 実際、環境的に強いとは思いますが、《戦慄掘り》は珍しいです。

4.比較的重くアドバンテージ獲得に寄った構成
 瞬唱*4、タシグル*3、コラコマ*2、《電解》*1がアドバンテージ源です。Grixisカラーなら特別多いというほどではありません。ただし、他のカードの選択もDelverデッキにしては重めで、Grixis ControlにDelverを積んだような構成だと感じました。

 このデッキではありませんが、タルモと印章シリーズの組み合わせだったり、青い除去としての《海賊の魔除け》だったり、良い発想を持った人が沢山いるなと感じています。私は特にMOを始めてから主要なカード・デッキ・構成に注視しがちだったので、良い勉強になります。

コメント